こんにちは。
4月から新生活が始まってそろそろ疲れが出できた頃ではないでしょうか?
今回は中々取れない疲労の原因について調べてみました。
- なかなかとれないその疲れ「副腎疲労」かも?副腎疲労チェック
- 副腎とは
- ストレスホルモンとは
- 東洋医学の「未病」
- 疲れたな?と思ったらアロママッサージがおすすめ
1.副腎疲労チェック
「副腎疲労」とは、あまり耳慣れない言葉だと思いますが、実は、現代人に急激に増えている病気です。そして、現代人を苦しませている疲労は、この「副腎疲労」が関係しているのです
下記の症状を複数思い当たる方は、副腎疲労の疑いがあります。
- とにかく疲れる。眠っても疲れがとれない。
- 体が重い。だるい。
- めまいがする。頭がふらふらする。
- うつ状態である。
- やる気が起きない。
- 楽しみや喜びがない。
- 記憶力・集中力が低下した。
- 朝起きられない。起きるのがつらい。いつまでも寝ていたい。1日中寝たきり。
- 頭が働かない。頭にもやがかかったような感じがする。
- 動悸がする。
- 夜眠れない。
- パニックを起こしやすい。緊張しやすい。
- ストレスに対処できない。ストレスがあると風邪を引く、または寝込んでしまう。
- 風邪を引きやすい、風邪の治りが悪い。感染症にかかりやすい。
- アレルギーがある。炎症を起こしやすい。
- 急に鼻炎になり、改善しない。
- 急にじんましんや湿疹、皮膚炎になり、改善しない。
- 急にリウマチ・関節炎が発症した
これらは、一見まったく別の症状のように見えますが、すべて副腎疲労が原因で起こりうる症状です。
しかし残念ながら、日本には副腎疲労を正しく診断できる医師がほとんどいません。
このため、症状だけを診て「うつ病」や「アレルギー」などの誤った診断がくだされ、
適切ではない投薬治療が行われていることがほとんどなのです。
当然、根本治療をしているわけではないので、症状が改善すればラッキーですが、多くの場合、望ましい改善効果は期待できません。
症状を根本的に改善するためには、原因となっている副腎疲労を正しく診断することが必要最低条件なのですが、それがほとんど期待できないのが実情なのです。
2.副腎とは?
そもそも副腎とはどんな臓器なのかを説明していきましょう。
副腎とはその名の通り、左右の腎臓の上に帽子のようにちょこんと乗っている、小さな臓器です。
副腎とは?副腎は、ホルモンという物質を産生する「内分泌腺」の一種です。
ホルモンとは、微少でも体内でとても大切な働きをする物質のことです。 このように、副腎と言う名前がついていますが、腎臓とはまったく別の働きをしています。 副腎の働きは、コルチゾールやアルドステロン、アドレナリンなど、生命維持に必要不可欠なさまざまなホルモンを分泌することです。 副腎ホルモンの中でも最も重要なものは、副腎皮質から分泌される「コルチゾール」です。
3.ストレスホルモンとは?
コルチゾールとはストレスを受けたときに、脳からの刺激を受けて分泌が増えることから「抗ストレスホルモン」とも呼ばれておりコルチゾールが分泌されにくくなる原因には精神的ストレスと肉体的ストレスが大きく関連しています。
特に責任感が強く、真面目な人ほどリスクは大きいと考えられています。
副腎はストレスを感じた時に、そのストレスに対処するために分泌される「抗ストレスホルモン」を分泌する、両側の腎臓の上に存在する小さな臓器です。
しかし、慢性的にストレスにさらされると、副腎が疲弊し「抗ストレスホルモン」を充分に分泌できなくなります。これが「副腎疲労」です。
多くの疾患の裏には副腎疲労が潜んでいると考えられています。心筋梗塞などの心血管疾患も例外ではありません。
副腎疲労により血管壁の弾力が失われ、動脈硬化を進行させることになります。コーヒーを習慣的に何杯も飲んでいる人は注意が必要かもしれません。
必ずしも精神的なストレスばかりが原因とは限らず、食物アレルギーや花粉症、感染症、有害物質による汚染、不規則な生活(夜間シフトのある職業など)
時差などの身体的なストレスも、副腎疲労に関係しています。
甘いものや精製された炭水化物が多い現代の食生活も、血糖値を下げすぎ、
下がった血糖値を上げるために副腎に負担をかけています。
総合的な副腎の負担がオーバーした時に、発症するのです。
血管を健康に保つためにも『副腎』をケアすることで、さまざまなほかの健康効果を期待することができます。
4.東洋医学の「未病」
東洋医学の考えに「未病」と呼ばれる状態がありますが、これは実際に病気には至っていないが慢性的な疲労や不快な症状などがある状態といえます。 大動脈解離や心筋梗塞などの心血管系の突然死は年々増加しており、特に若年の突然死が目立つようになってきています。
突然死を起こす前から何らかの原因が必ずあったはずで、突然死の前にはこの「未病」があったと考えられます。
未病を西洋医学的に考えると「副腎疲労」という概念がそれに相当します。
しかし残念ながら「副腎疲労」という概念があまり知られてません。
5.疲労回復にはアロママッサージがおすすめ
アロマの精油には、血管を拡げて血流を促す働きや老廃物を排出する働き、ストレスで高ぶった神経を鎮めてリラックスする働きなどがあり、精神的疲労や肉体的疲労の回復を助けます。また心地よくリラックスすると凝り固まっていた筋肉もゆるみ、血流もよくなり、さらに、脳からは幸せホルモンが分泌されて幸福感が広がるでしょう。
心身の疲労におすすめの精油と使い方についてご紹介します。
《おすすめ精油》
・ローズマリー
血液循環を促す働きがあり、肉体疲労の回復を早めます。同時に冷えや肩こり、筋肉痛などの症状がある時にも利用できます。頭の血流も促しますので疲れた頭をクリアにし、集中力や記憶力がUPします。精神を刺激して上昇させる働きがあるため、落ち込みなどの精神疲労がある時にもおすすめです。
・ジュニパー
静脈やリンパを刺激して、老廃物の排出を促す働きがありますので、お仕事や運動などの後の筋肉の疲労回復に役立ちます。肩こりや腰痛、筋肉痛、立ちっぱなしなどで疲れた脚のむくみなどにおすすめです。精神を安定させてほっとさせる働きがあるため、精神的な疲れがある時にも利用できます。
・グレープフルーツ
血液やリンパの流れを刺激して老廃物の排出を促す働きがありますので、肉体疲労の回復を早めたり、肩こり腰痛、むくみなどの症状を和らげます。また、高ぶった気持ちを静めてリラックスする働きがありますので、ストレスや緊張、気分の落ち込みなどの精神的な疲労がある時にもおすすめです。
︎自分では難しい!という人はプロにおまかせ
疲れやすく、疲れがたまりやすい環境にある現代ですが、睡眠と食事を中心に疲労回復にフォーカスした生活習慣にすれば、体がラクになっていくはずです。
自分の疲れは何が原因か種類を把握して、「疲れたな」と感じたら、好きなアロマで癒されたりアロママッサージで心身ともにリラックスして、疲れをためないように気をつけましょう!
自分ではなかなかできない、、と言う方は、ぜひプロの施術を受けてみましょう!
マッサージサロンはお客様が気持ちいと感じる力加減とリラックスできる環境づくりで、疲労を回復させますよ!